第34回大田区学童軟式野球大会新人戦 二回戦 vs馬込ジャガーズ 初のサドンデスを征し10対9のサヨナラ勝ち!

リュウセイ、苦しみながらも完投。四番アラタ、4回裏に値千金の同点打!

5年生以下のBチームにとって、チーム代表ユニフォームを着用して参戦する初めての大きな大会である大田区新人戦。

 

開幕してから1か月強、待ちに待った初戦の相手は、昨日沢田クラブJrさんに勝ち進んできた大森連盟Bトーナメントを優勝した強豪の馬込ジャガーズさんでした。

 

大田区大会に限って言うと、1昨年の春季大会、秋の新人戦に続き3度目の初戦での対戦。

 

大森連盟で顔なじみなため、今まで対戦はないもののお互いの手の内は知り尽くしている間柄、がっぷりよつの戦いになることを想定して準備を進めてきました。

 

先発はエースのリュウセイ、多摩川緑地グラウンドのマウンドで投げるのは初、初回から踏み出した足が滑るのかボール先行でいつもよりもフォアボールを出す回数が多く苦しい投球が続きました。

馬込さんの強力打線は一度火をつけてしまうと どうにも止まらない、そんな試合を大森連盟で幾度となく観てきたので、一つ一つアウトを積み重ねることを優先して大量失点に繋がらないように守りました。

 

1回、3回裏と上位打線から始まる攻撃、先頭打者がヒットやフォアボールを選びランナーを溜め、二盗、三盗などダブルスチームも絡めて相手ピッチャーへプレッシャーをかけ続けた結果、3点、4点と取り返すことができました。

その諦めない気持ちが、四回裏の規定80分での最終回の同点、更にはサドンデス特別ルールによる5回裏のサヨナラ勝ちへ繋がったのだろう。

 

「フォアボールはヒットと一緒」 

「ボール球には手を出さない、追い込まれるまでは好きなところだけ」

「相手ピッチャーを楽させちゃいけないよ」

と、打ちたくて仕方がない子供たちへ呪文のごとく唱えてきたことが実を結んだのか、

 

みんなが「自己犠牲のもとに野球というスポーツはある」という名セリフが出た

アメトークの高校野球大大大好き芸人を観ていたのか、本当に子供たちが For the Team だった。

 

ツーアウト三塁から値千金のセンター前ヒットを打ったアラタ

炎天下のなか慣れないマウンドにも関わらず5回を一人で投げ切って、最終回の先頭打者から三振を取ったリュウセイ

普段守らないサードで勇気をもって前へ出て打球を捕りファーストへ一生懸命送球したリュウタ

安定のショートストップ、サドンデスで落ち着いてホームゲッツーを決めたイッサ

最後までピッチャーへ一番声掛けをし、サドンデスで決勝のセンターフライを打ち返したユウキ

安定の選球眼でフォアボールゲット、レフトライナーに対し勇気をもって捕球にチャレンジしたルイ

緊張がベンチまで伝わってくるほどガチガチだったが気持ちでフライキャッチしたオウスケ

打球を後ろにそらすことなく、また1アウト三塁できちんと内野ゴロを打って打点をあげたタクヤ

初回の死球、三回の四球、サドンデスのホームゲッツー、キャッチャーの送球を気持ちで捕球したトモヤ

ほかベンチで最後までボール拾いや応援などチームを盛り上げ続きてくれたユウマ、ケイシン、ソウタ、アキト

みんなおめでとう~。

コーチ、またまた感動しちゃいました。

 

24日予定の3回戦では、同じく大森連盟で対戦経験のある美原アテネスさん。

いままでの対戦成績は、1勝1敗。

次戦も厳しい戦いとなるが、一つでも多く勝利して、みんなで喜びを分かち合いましょう!